台湾第2峰雪山登山|新千歳発ピーチ夜行便で行く3日間

台湾雪山

 

こんにちは!コモ子@やまたび北海道(@ComocoHk)です。

 

今日の話題は台湾。12月1日に台湾第2峰の雪山に登ってきました。登山以外には特に何もしていないのですが、一般の旅行者にはなかなか経験できない内容かと。

 

今回はその旅行記をお届けします。

 

新千歳空港からpeachの夜行便で行く、台湾桃園国際空港

台湾桃園空港ピーチ

 

以前から登ってみたかった台湾第2峰の雪山。最高峰の玉山にはまだ登ったことはないけれど、なぜか雪山を先に登りたい気分。

 

玉山に次いで標高3,886mと高く、富士山より100mくらい高いんです。

 

4月にキナバル山に登ったのをきっかけに、心の中で新しい扉を開いた私。一歩踏み出したら行動は素早くがモットー。人生はあっという間に過ぎ去っていきます。特に「登りたい山は1年でも早く登ってしまう」というのが理想。カラダはどんどん年老いていきますからね。

 

で、夏が終わり適期に差し掛かったのを見計らい、航空券の取得と入山届を提出。運良くpeachの冬ダイヤは弾丸旅行向けのスケジュール。

 

新千歳20時50分発。台北5時25分発。これ、最高です。だって退勤後にそのまま台北へ行けるんだもの。すかさず11月、12月、1月の3往復フライトを予約。

 

そしてあっという間に当日を迎え、17時まで仕事をしてから退勤。空港でいつものように天丼を食べてから出国です。

 

雪山ビール

 

台北の桃園空港に来るのはこれで4回目。到着が24時を過ぎるので、まずは空港で仮眠を取ることに。

  1. どこでも眠ることができる
  2. 荷物を軽く収められる
  3. エコノミーでも全く問題なく移動できる
  4. 食にこだわらずに生きていける

この4つはLCCの旅では必須だと思う。

 

で、経験上桃園空港の1タミであれば、どこで快適に寝られるかは想像できます。

 

とは言え、台北経由で宜蘭市へ行く予定なので、まずは念のためにバスの時間を調べることに。そう、台北から地方都市へ行くのは今回が初めてなんですね。

 

すると、宜蘭市へ直行のバスがあるじゃないですか。旅はアドリブ。急きょ計画変更。このように臨機応変に旅行が出来るようになると、旅がより一層楽しく快適になります。

 

早朝4時30分のバスに乗れば、どんなに遅くても宜蘭市には6時30分に到着できるだろうと推測。まずはコンビニでビールを買って安着祝いをし、ベンチに座って4時まで寝ることに。

 

宜蘭市への直通バスについては、下記の記事で詳しくご紹介しています。

 

台湾桃園空港から宜蘭市への移動|1661直達バスが便利です

 

宜蘭市からバスに揺られて3時間。武陵農場へ

宜蘭

 

桃園空港では2時間くらいベンチでうつらうつら。その後、3列シートの高速バスに乗って宜蘭市へ。乗客はなんと自分1人だけ。

 

宜蘭市までバスに揺られて約1時間半。時刻は6時、辺りはまだ暗い。深夜に雨が降ったのか道路が濡れていて、雲行きも怪しい。雨が降ったときのオプションまで考えていないので、最悪の場合は台北に戻ってホテル探しをすることになるだろうか。とは言え、セルフイメージが高いと天気まで動かすと信じ、晴れた山頂にいる自分の姿を思い描いてみる。

 

さて、宜蘭のバスターミナルは乗車地点と下車ポイントが異なるので、何もないポイントで下ろされてしばらく戸惑うが、ちょっと歩いたところにバスターミナルがあった。

 

登山口となる武稜農場を経由して梨山まで行くバスは1日2便のみ第1便が7時30分発車なので、まだ1時間半くらい時間がある。

 

筆談で往復乗車券を購入したのち周囲を散策するけれど、徒歩圏内には日本でお馴染みの「しまむら」やコンビニの「ハイライフ」などがあるくらいで特に何もない。水3リットルを含めてすでに9kgくらいの荷物を背負っているので、歩き回る気にもなれず待合所で待機。

 

武稜農場

 

出発時間の7時30分になってもいっこうに案内されず、ソワソワし始めるけれど、ちょっと遅れ気味で乗車開始。何度か行った韓国の大邱もそうだけど、基本的に地方都市では外国人観光客など眼中にないから、自らアンテナを張って情報収集することが欠かせない

 

大邱・釜山旅行記|プルコギ・レバ刺し・ジャジャ麺に焼き魚。t'way運休直前の新千歳から行く往復9,538円2泊3日のひとり旅

 

週末と言うこともあって、バスの車内はほぼ満席。ここから武稜農場まで約3時間の長丁場となる。明るい昼間でも眠れるように、アイマスクを持ってくるべきだったと後悔、、、

 

途中、南山村というポイントでトイレ休憩があったが、出発して2kmくらいして乗客2名を置き去りにしてきまったことが発覚。結局は回収できたものの、こういうアバウトなところが楽しい。

 

3時間後、やっとのことで武稜農場へ到着。心配していた雨だったけれど、すっかり晴れ模様。

 

北東側に位置する宜蘭縣から直線距離で約60kmは離れているだろうか。西側の台中市に位置する武稜農場とでは気候が異なるようだ。

 

武稜農場

 

武稜農場にはキャンプ場もあるため、週末を避暑地で過ごすファミリーが多い。空も青くて3,000m級の山々の景観がバツグン、美瑛上富良野にいるのと変わらないような感じだった。台湾在住の人でも、行ったことがない人がきっといると思う。

 

この辺りは標高が2,000mくらいあるため、11月下旬だと半袖では寒いくらい。自分は登山口まで7kmを超える登り区間を歩かなければならないので、早々に半袖に着替えたけれど、周りを見渡す限り半袖姿の人は子供ですらいなかった。

 

うん、いつまでも異端児であり続けたい。

 

雪山登山口から七卡山荘へ2kmの道のり

雪山登山口

 

登山口まで約2時間。正確にはバスを降りて、武稜農場の入場料を支払った場所から約2時間30分で登山口へ到着。

 

ここでは事前に届け出を済ませておいた書類を見せて、入山手続きをする。

 

我是日本人。(Wǒ shì rìběn rén)」これで大抵の場合、事の成り行きを理解してもらえる。

 

ちなみに事前の申請なしに入山すると、台中市の条例により最高30,000元の罰金に科せられるみたいなので注意。

 

上部にある三六九山荘の宿泊予約が取れなかったことから推測できたけれど、この日の入山者数はかなり多いようす。

 

シチカ山荘

 

入山手続きを済ませたらトイレも済ませて出発。今晩宿泊する七卡山荘までは約2km、1時間程度の道のり。

 

で、14時には到着してしまった。さてどうしようかと思い悩むが、

  1. 出発前にカゼをひき、朝の体温が37.5℃あったこと
  2. 桃園空港に24時過ぎに到着し、その後もまともに眠っていないこと
  3. バスの移動時間が長かったこと
  4. 武稜農場に到着後、すでに3時間半くらい歩いていること

こういったことを総合して考えると、風邪薬を飲んでマスクをして15時には就寝し、深夜出発でご来光登山をするのがベストと判断。

 

自分の寝床は事前に番号で指定されているけれど、すでに別の人がシュラフを敷いて寝ているので他の場所で寝る。

 

天気が安定しているのでこの時間から山頂をピストンし、23時頃に山荘へ到着するような行程でも良いかと考え、500mくらい進んでみたがやーめた。

 

結果として満天の星空の下、ピーク到着が一番乗りとなったので良かったんだけど。

 

七卡山荘を24時に出発し、一番乗りで雪山山頂へ

雪山

 

おかげで約8時間半の休息が取れて23時30分に起床。体調も8割は回復した感じだ。新千歳空港のローソンで購入したメンチカツパンを食べて24時に出発。

 

すでに準備をしているパーティーも多数いたけれど、自分より先に出発したパーティはおそらく1組だけだったように思う。みんなストーブでコーヒーを沸かしたりカップラーメンを食べている。

 

でも自分の食事はすべて行動食。新千歳空港へ向かう途中に近所の「まいばすけっと」で購入したチョコレート、パン、もちなど。いっぱい担いだけれど、かなり残してしまった。

 

さて、真っ暗の登山道。月は出ていないけれど、星が最高にキレイ。今年を振り返ってみると星を見ながら歩くことが何度かあった。

 

2月の芽室岳、4月のキナバル山、7月の白雲岳、9月の平山がそうだ。

 

キナバル山(標高4,095m)旅行記|札幌から3泊4日、10万円で登れちゃうマレーシア最高峰

 

雪山登山

 

深夜なのでほとんど写真も撮らずにサクサク登って行く。今日から12月だというのに暖かい夜。

 

途中でスライドしたパーティーが1組3人。その後は三六九山荘までは前に1組がいたようだったけれど、付かず離れずといった具合。

 

三六九山荘まで約3時間。その後は多数のパーティを追い抜き、最終的には山頂直下でトップに躍り出た。標高は4,000m近いけれど高山病の兆候は全くない。

 

そして背後から夜が明け始める。大自然の中で見る地球の夜明けは、何度見ても本当に美しい。感性が研ぎ澄まされる。だから山はやめられない。

 

雪山台湾

 

空は黒~青~オレンジ~黄色のグラデーション、明るい星もまだ見える。峰々の遥か下には大雲海。

 

数組のパーティーが到着し、山頂広場にはすでに30名くらいがご来光を待っている。なぜかベトナムの国旗を揚げて記念撮影するパーティも。

 

台湾雪山

 

事前の下調べをほとんどしていなかったので知見が不足していたけれど、この辺の山々の多くは縦走が可能なようだ。

 

これで再訪する理由が出来た。また来ようじゃないか。

 

台湾雪山

 

日本で言うところの北アルプスのような山並み。日本百名山から日本三百名山などで多くの山々を歩いた方にも、ぜひ登ってみてもらいたいと思う。沖縄の与那国島からわずか数百キロ程度の場所にもこんな素晴らしい場所があるんだから。

 

雪の時期であればもっと素晴らしい眺めなんだろう。1月~3月は本当に雪山になるそうなので、1月の正月明け、チャイニーズニューイヤー前の航空券激安時期の再訪を狙いたい。

 

陽が完全に登ったものの、かなり寒いので下山開始。

 

下山して宜蘭で乗り継ぎ、台北行って士林市場で晩ごはん

台湾ビール

 

武陵農場発14時10分のバスに乗らないと台北へ帰れなくなってしまうので、6時30分に山頂を出発。登山口まで5時間を要し、武陵農場までさらに1時間を要した。

 

バスの時間まで約1時間30分あるので、給水とアルコール補給、着替えを済ませてバス待ち。早くシャワーを浴びたい気分だけど、結局のところ桃園空港のラウンジでもシャワーに入らずじまい。木曜の夜にお風呂に入って以来、月曜のお昼過ぎに近所の南郷の湯に行くまで、うーん、丸3日半お風呂に入らずじまいだった、、、汗

 

せめて汗だけでも飛ばそうと思い、芝生の上で来ていたウェア類やザックを干して乾燥。これで荷物が少し軽くなる。こういうのを悪あがきって言うんだっけ?

 

士林夜市

 

再びバスに揺られて2時間半で宜蘭へ。さらに渋滞して1時間半で台北。

 

お腹が減ったので士林夜市へ行っていつも店へ。チンジャオロースーとシシャモのフライ、えびチャーハンにビール。このお店、5月にも来たけれど、そんなに美味しくない割にはそこそこ高い。これで約600元だもんな。日本の居酒屋と変わんないよきっと。

 

相席も日本人だし、周囲もすべて日本人。すでに帰国した気分。

 

士林夜市については、5月の旅行記にて。

 

新千歳からピーチで行く1泊3日の台北旅行記|九份の基隆山、ミッフィーパークの八里文化公園など

 

台北101

 

帰りもpeachの早朝便。チェックインカウンターが開くのが午前2時過ぎなので、早く空港へ着いてもラウンジには入れない。こういう時、韓国だとチムジルバンがあるからいいんだけどね。

 

そこで夜の観光を試みるものの、やはり疲れがたまってしんどいのでMRTの終電で空港へ。いつも通り、4階のソファーで3時まで仮眠を取る。

 

今回は結局、雪山登山という目的では大成功だったけれど、その他は特に何もできず終了。だから思い出が少ない。次回は2週後の台北マラソンに参加するので、こちらでは新しいことにいろいろチャレンジできるかも。

 

雪山の詳しい記事は近くまとめて公開します。取り急ぎダイジェスト版はヤマレコにて。