ランニングやサイクリングの時に、ウェアラブル端末(HUAWEI Band 4 Pro)で距離や心拍数を計測するが楽しい。
何が楽しいのかと言えば、自分の成長がよく分ること。
走った距離であったり、タイムであったり。
でも、就寝時の睡眠の質を計測するのはどうも気が重い。
いつも睡眠の内容に関する評価が低いにもかかわらず、自分では思い通りにコントロールができないからだ。
でも睡眠の質的向上は、疲労回復や、カラダ作り、仕事のパフォーマンスを上げるためにはどうしても欠かせない。
そこで、今日は睡眠の質について真剣に考えてみたいと思う。
快眠を阻害している要素
そもそも45年以上生きていれば、自分の睡眠の特性について、少しは分かってくるもの。
例えば、
- 夏は睡眠時間が短く、冬は長い
- 7時間くらい寝ないとダメなタイプ
- 運動すると熟睡できない
- 加齢とともに睡眠時間が減少傾向
- キホン、よく寝るし、夜更かしせずに寝付きも良い
などといったことだ。
ほとんどが、ヒトの睡眠に関する研究結果に合っているので、問題ないかと思う。
問題は、睡眠の質だ。
まず、ウェアラブル端末で計測したログを見ていると、「深い眠り」の比率がいつも低い。
研究結果によれば、加齢とともに眠りが浅くなる傾向があるということなので、確かに結果はパラレルかもしれない。
老人はほとんどがノンレム睡眠にならず、それゆえに眠りが浅く感じるのだという。
僕の場合、夜中の1時くらいに目が覚めることが多く、理由はトイレではなく体の痛みであることが多い。
で、たいていの場合、それから2時間くらいは寝付けない。
21時前後に就寝することが多いので、4~5時間くらいしか連続した睡眠が取れていないということになる。
これでは、あと2~3時間の睡眠が不足することになる。
次に、良質な睡眠を阻害していると思われる要素として、
- 毎晩、アルコールを摂取する
- 夕方以降は飲まないが、キホン毎日、コーヒーを数杯飲む
- 熱い風呂が好き
- 寝る直前にスマホの画面を見る
- 寝具に納得がいっていない
- 早ければ20時前に就寝することも少なくない
- 昼休みに短時間の睡眠をとる
こんなところだろうか。
その中でも寝具については、まず納得したことがない。
3年前に激しいぎっくり腰になって、丸2日間身動きが取れなくなったことがあるのだけど、その原因は寝具だと結論付けた。
寝ているときに腰を痛めていると思ったのだ。
当時、取り急ぎ購入したマットレスにより、腰痛はかなり改善されたものの、最近になって腰以外の箇所が傷むようになってきた。
そこで、再び寝具に注目してみた。
昨年、新潟県へ出張に行った時に宿泊したホテルのマットレスが最高に良かったことを思い出して、ネットで調べてみるとどうやら10万円以上するらしい。
お値段以上と言えば、、、
僕はリアルの店舗でほとんど買い物をしないのだけど、珍しくニトリへ行ってマットレスを物色してみた。
いいオッサンが片っ端からゴロゴロ転がってみた結果、商品ラインナップの上位にあるものが気に入った。
余談だが、こういう場所でゴロゴロ転がっている中年オヤジには、まず100%奥さんが帯同しているものだ。
独身のオヤジが展示用のベッドに寝転がって、「これは違う」と首を傾げたり、「これ良いね、買っちゃおうかなぁ」とブツブツ独り言を言っているのはどう考えても怪しいし、自分が店員なら近づかないだろう。
幸い、コロナの影響で店員さんが寄ってくることはないのだが、、、
話をもとに戻す。
気に入ったマットレス、シングルサイズでも55,000円(税込)とそこそこのお値段。
お値段以上なのは確かに認めるが、ちょっと即決できなくていったん引き上げてきた。
睡眠には毎日多くの時間を費やすわけだし、睡眠のあらゆる効果を鑑みるならば安い投資なのは十分理解している。
ただ、購入前に実際に眠って確かめてみたい。
商談会場でハンドルを握るだけではなく、実際に公道でクルマを走らせてみたいのと同じだ。
ニトリにも展示会場に暗室を作って、実際に「試眠」できるコーナーがあればいいんだけどなぁ、、、
いずれにせよまずは毎日のお酒をやめて、睡眠の質を向上することから始めたほうがいいのかも、僕の場合。