JR北海道のウェブサイトより引用
今日のブログはJRのきっぷの話題。
「Peach ひがし・きた北海道フリーパス」というきっぷがJR北海道から販売されていますのでご紹介します。
その名の通り、Peachを利用して北海道入りした人だけが購入でき、JR新千歳空港駅とJR釧路駅のみで購入できます。
しかも到着当日のみしか購入できず、窓口の営業時間内限定。
購入できる人がかなり限られますが、特急を利用して道内を幅広くJRで旅行するのであれば、かなりお得なきっぷだと思います。
ひがし北海道フリーパス
まずは「ひがし北海道フリーパス」について。
- 購入場所:JR新千歳空港駅、JR釧路駅(ツインクルプラザ釧路支店)
- 販売期間:2021年3月31日まで
- 利用期間:2021年4月5日まで
- 有効期間:5日間
- 価 格:おとな16,380円、こども8,190円(U25の価格設定もあり)
- 内 容:フリーエリア内の特急・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由
以上がこのきっぷの概要。
U25の場合は12,680円で購入できるので、青春18きっぷ並みに安い価格設定です。
函館、室蘭・登別、稚内を除けば、道内の主要な都市や観光地へ行けますよね。
釧路空港IN、新千歳空港OUTやその逆も可能なので、成田空港・関西空港発着の場合は自由度が高いスケジュールが組めそうです。
きた北海道フリーパス
一方こちらは「きた北海道フリーパス」。
- 購入場所:JR新千歳空港駅
- 販売期間:2021年3月31日まで
- 利用期間:2021年4月4日まで
- 有効期間:4日間
- 価 格:おとな13,150円、こども6,570円(U25の価格設定もあり)
- 内 容:フリーエリア内の特急・普通列車の普通車自由席が乗り降り自由
以上がこのきっぷの概要。
U25の場合は10,520円で購入可能。
ひがし北海道フリーパスに比べると有効期限が1日少なく行動範囲も狭まりますが、どうしても稚内へ足を延ばしたいのであればいいのかも。
登山者の視点で考えてみると
さてさてこういうブログですから、山歩きをテーマにこのきっぷの価値を考えてみます。
ひがし北海道フリーパスを利用した場合、旭川や北見、網走、釧路、帯広といった街まで特急で移動してレンタカーを借りれば、大雪山系や道東などの山々へ登ることが容易になります。
レンタカーがあれば郊外の観光地を巡ることもできますので、山にはゆる~く一つだけ登れればいいという方にもおすすめ。
一方、きた北海道フリーパスの場合、やはり利尻山へ訪れることがメインになるのでしょうか。
いずれにせよ、目的の山へのアクセスに際して長距離の運転から解放されるのがいいところ。
僕もこのブログを書きながら気付いたのですが、空港でレンタカーを借りずに目的の山域に近い都市まで電車やバスで移動して、必要ならそこでレンタカーを借りれば睡眠も取れて楽なんですよね。
スケジュールがタイトでなければ、これからはそういう選択肢もチョイスしたいと思います。
なお、先日のブログでご紹介した、ぐるっと北海道|RAKUTOKUBUS14プレミアムクーポンで高速バスを利用するのもお得なので、旅上手な方なら合わせ技も有効かも。
なおこのフリーパスは、年末年始の繁忙期についても特に言及がないようです。
なので年末年始の北海道旅行にも活用できるかも。
このブログをきっかけに北海道へ旅行に来る方がいれば嬉しいです。
北海道はまもなく冬の季節。したがって山々も雪に閉ざされるのだけど、雪山歩きもする方であれば冬の旅も良いのでは?冬道の長距離運転は時間もかかるので、JRの方が断然有利だ。