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心の声に従う|晴れているから山に登るのか、登りたいから登るのか?

 

今日から3連休。しかも晴れ続き。山でタップリと遊ぶ計画も立てていたけれど、当日の朝になってどうも気乗りしないんですよ。

 

今朝は3時前に起きてみたものの、まず疲労がたっぷり残っていて。おそらく一昨年の夕方、今シーズン初めて乗ったロードバイクの疲れが今になって出てきたのでしょう。自分が初心者でオッサンなのをうっかり忘れ、知らず知らずのうちに無理をしたのだと思います。身体と心は連動しているから、行きたくないという気持ちは身体からのサイン。

 

それと、今週はずっと早朝からの勤務で睡眠不足気味。まだ寝かせてくれよという心の声と、ダメだ!行かねばならんという鬼の声が合わさり、モヤモヤと悩んで出した答えは二度寝。7時くらいまで寝ちゃいました。おかげで頭がスッキリ。今から山に登りたい。

 

昨日、一昨日とブログを書けなかったのもここに理由があります。本当に睡眠は大切。6時間を下回ると全くダメ。以前なら5時間でも大丈夫したが、今は絶対無理。

 

さらに来週、職場からの指示で受験しないとならない試験勉強が続いたこともあって、いつもより頭が疲れているんです。48歳にもなって一般社員に資格取れとか、ホント謎。生涯教育は大切だけど、自発的な学びに限ると思うんですよね。

 

さて少し話を戻して、山へ行きたいという心の声の話。

 

晴れたら山へ行かないともったいないという山屋にありがちな気持ち。実はこれって自分自身の内的動機による心の声ではなくて、外的環境(天気)による強迫観念ではないかって最近思うんですよね。

 

もちろん内的動機の時だってありますよ。それなら幸せ。

 

でも最近はどうも違う気がしてならない。僕みたいなサラリーマンだと休日を自由に選べないから、なおのことそう。

 

同様に連休だから遠くの山に登らなければもったいないっていうのもそう。これも外的環境(まとまった自由時間)によるもの。

 

晴れているから登山には好条件」と合理的に考えた結果として「山で遊ぶ」を選択しているはずなのに、そこに自分の動機が欠如していると、結果として不合理な選択をしているのかもしれません。広い意味での条件反射ってやつ。

 

いつもより安いから買うというのと一緒の感覚。あるべき姿は必要だから買う、欲しいから買うなんですよね。行きたいから行く登りたいから登るのがあるべき姿。

 

こうやって一歩引いた立場で客観的に考えてみると、晴れた休日に山へ行かなくても、モヤモヤせずに心穏やかにいられるようになりますね。夕方になって有意義な休日の過ごし方について自問自答し、罪悪感を抱かなくても済む。SNSでフォローしている人たちが山で良い体験をしていても、素直に素晴らしいと拍手を送れる。他人との比較で苛(さいな)まされない

 

だけどさ、無理して行ったら行ったで「ああ、早起きして300kmも運転し、無理して登った甲斐があった」なんて言ってるものなんですけどね、あるある。ホント身勝手なんだなぁ。

 

追記)結局この後、西岡水源地から白旗山へ登りに行ってきました。ブログはこちら