【海印寺伽倻山】大邱からバスでアクセスする方法

 

この記事では、韓国の世界遺産「海印寺」を訪ねてみたい方へ向けて、

  1. 韓国の世界遺産の海印寺へ、釜山からKTXで東大邱へ移動し、大邱からバスで移動する方法
  2. 海印寺から伽倻山に登る方法

について詳しく説明していきます。

 

 

筆者は、2017年5月後半に、韓国の世界遺産「海印寺(ヘインサ)」から「伽倻山」に登ってみました。海印寺へは、韓国の実質的な第3の都市「大邱(テグ)」からバスに乗って訪れることができます。朝鮮語が話せない一般旅行者にとっては、ややハードルが高いのかもしれませんが、天気予報では晴れマークだったので、最低限の情報だけ集めて突撃してみました。そのレポートをお伝えします。

 

今回の移動に関しては、プサンナビさんの情報が大変役に立ちましたが、しばらく更新されていないようでした。実際のところは、ほとんど変わりありませんでしたが、確認した事項を含め、この記事では2017年5月現在の情報をお届けします。

 

海印寺だけを訪れる人にとっても、役に立つ情報だと思いますので、最後までお付き合いくださいね。

 

まずはKTXに乗って東大邱へ向かおう!

 

実は伽倻山に行くことを検討し始めたのは、出国の1週間くらい前でした。事前に色々と情報収集しておかなければならなかったのですが、この週は毎朝5時からの早番勤務だったこともあり、準備をする時間がほとんどありませんでした。格安の航空券を手に入れることには、かなりの時間と努力を集中できるのですが、チケットを取った後がいつもテキトーな計画で出発日を迎えてしまいます…

 

海外の山の情報は相対的に少ないうえ、個人のブログによる情報がメインになりがちなので、検索しても上位になることはほとんどなく、知りたい情報を探すのためにひと苦労します。このブログでは、少しでもそういった問題解決に貢献できればいいと思い記事にしました。

 

さて、今回登る伽倻山は1,000m程度の低山ですが、異国ということもあり、少し余裕を持った行動計画を立てておこうと思います。何と言っても文字が読めないので、迷った時の問題解決に時間がかかるわけですね。

 

さてこの日は、釜山発5時20分のKTX第2便を予約しておきました。釜山から海印寺へ行くには、東大邱駅までの乗車券を購入します。

 

KTXの乗車券は、KORAILの日本語サイトで事前に予約とクレジットカード払いをすることができます。

 

駅ではパスポートとスクリーンショットの画面を見せるだけで、乗車券を発券してもらうことが出来るので、一言も会話しなくても大丈夫ですよ♪

 

ただし帰りの便の予約については、計画通りの行動が出来るかわからないため、予約をせずに現地で乗車券を購入することにしました。

 

さて当日の朝を迎えます。東横イン釜山駅2を早朝4時40分に出発し、歩いて釜山駅へ。途中のコンビニで、行動食のおにぎりやチョコレート、水を調達しておきます。釜山もコンビニはたくさんあります。コンビニ王国の台北ほどではありませんが、探すことはないでしょう。

 

KTXへの乗車は、駅の窓口で乗車券を発券してもらったら、日本と違って改札が無いので、そのままホームまで行って、列車が来たらそのまま乗り込んで指定の座席に座ればOKです。

 

しかも、地下鉄にありがちな、車内での飲食禁止ではありません。日本で言えば新幹線ですから、食事をとりながら流れゆく車窓の景色を眺め、ゆったりと移動することもできます。

 

KTXは釜山が始発駅なので、ホームへ下りるとすでに車両は到着しています。日本でもほとんど乗ったことがない新幹線なので、やや興奮気味。さすがに日曜日の早朝ということもあってか、車内は閑散としています。

  

定刻通り出発し、50分ほどで東大邱駅へ到着。時間も正確なんですよ。

 

東大邱駅から地下鉄に乗り換えて聖堂池駅へ

 

KTXが東大邱駅へ着いたら、外へ出て左手にある新世界百貨店方面へ歩きます。東大邱駅は規模が大きく、釜山駅に見劣りしないというか、むしろ釜山駅より大きな感じ。

 

早速、メトロ1号線に乗り換えて、まずは駅番号123聖堂池駅を目指します。海印寺行きの以外バスは、聖堂池駅の上にある大邱西部市外バスターミナルからの発着です。

 

ちなみに、大邱のメトロは、釜山で調達した交通系ICカードのキャッシュビーでそのまま乗車可能。でも、駅のコンビニではキャッシュビーが使えず、Tマネーが使えたことから、メトロでもおそらくTマネーが使えると思います。

 

聖堂池駅では、3番出口から地上へ出ると、すぐに大邱西部市外バスターミナルがあります。

 

窓口で乗車券を購入し、バスに乗って海印寺へ

 

大邱西部市外バスターミナル(西部停留場)はとてもコンパクトなターミナルです。日本で言うところのまさに昭和の佇まい

 

チケット売り場で「海印寺」と書いたメモを渡して運賃を支払い、乗車券を受け取ります。「ヘインサ」と言って代金を支払っても、もちろん伝わります。市内バスとは違い、バスの中での交通系ICカード支払いではないので注意が必要です。

 

窓口の女性が「ヘインサ、トゥー(2)」と言って乗り場を指さしてくれました。ありがとう。

 

出発まで、まだ時間が20分くらいあるので、中にあるセブンイレブンでサンドイッチとコーヒーを購入し、待合室で遅めの朝食。韓国のコンビニで売られているサンドイッチは、ボリュームがそこそこあるわりには、日本より50円~100円くらい安いと思います。ちなみに周囲には飲食店も多数ありますよ。

 

ここでもペットボトルを1本購入したので、全部で水を1.5リットル持って伽倻山に登ることになります。

 

トイレも済ませて、2番乗り場のバスに乗り込みますが、車内には5名くらいしか乗客がいません。日曜の早朝ですからね。

 

バスは、日本の高速バスと同程度のスペック、エアコンも効いているので快適ですよ。

 

ここから約1時間20分くらいかけて海印寺へ向かいます。ちなみに乗車券は下車時に運転手さんに渡せばOKですよ。

 

海印寺へは終点の1つ前の停留所で降りた方がよい

 

海印寺が近くなるとゲートがあり、入場券を販売する人が乗り込んできます。乗客全員ではないのですが、次々に3,000ウォンを徴収して入場券を渡していきます。

 

コモ子も3,000ウォンを支払いましたが、徴収される人とされない人がいる理由が謎です。

 

バスはさらに進んで海印寺の入り口で停車します。アナウンスが流れないので、ここが海印寺の入り口となるバス停なのかどうかがわからないかもしれません。それでも一部の女性たちが下車していきましたので、察知して一緒に下車すればいいのでしょうね。事前の情報では、終点の一つ前の停留所が、海印寺に最も近いバス停だということは知っていたのですが…

 

バスの中には、登山のスタイルをしている乗客が数名乗っていたのですが、彼らがここで下車しなかったので、私も確信できずに結局終点まで乗ってしまいます。みなさん別の山に登るのか、その辺のハイキングなのでしょう。

 

それでも終点から海印寺入り口までは、1㎞くらいしか戻らないので、ロス時間は少ないのかな。バスを降りてトイレを済ませ、来た道を戻って海印寺の入り口へ。

 

ここから1.2㎞、約20分くらいの道のりを歩きます。ミニバスの情報もありましたが、ほとんど人たちは歩いて海印寺へ向かっていましたよ。

 

海印寺の脇を通り、登山口へ

 

道なりに海印寺へ向かって歩きます。

 

途中にカフェやお土産屋さん、露店がたくさんありますが、まずは全部無視して海印寺を目指しましょう。

 

右手に海印寺の門が見えてくると、まもなく登山口に到着です。

 

門をくぐらず、そのまま道なりに歩いて行くと看板があり、右側に登っていく道がありますのでそちらへ。

 

さらに歩いて行くと、いよいよ登山口が現れます。左の橋を渡らずに右側の案内所のような建物の脇を通り、ゲートをくぐると登山道の始まりです。

 

登山道は初心者向けのハイキングコース

 

川沿いにとてもきれいに整備された道を、心地良く歩きます。私はトレランシューズに17リットルのトレランパックの軽装スタイルでしたが、現地の人たちも半分くらいは軽装で歩いています。

 

上部の岩場を除いては、ほとんど危険個所も無いので、初心者でも安心ですよ。

 

途中、コンビニで買ってきたおにぎりを食べましたが、魚の絵が描いてあったので、鮭のおにぎりだと勝手に想像していました。でも中身は魚肉ソーセージのようなものでした。

 

私はソーセージが苦手なので、ちょっといただけませんでした(泣)

 

 

登山道の途中では、シマリスを見つけたくらいで、特に変化の少ない登山道。やがて、上部の岩場の基部に到達します。ここまでで約1時間ちょっとです。

 

一気に見晴らしも良くなり、風景も韓国らしい岩が多い雰囲気です。

 

 

山頂部は岩の稜線で見晴らしがよい

 

最後の約500mくらいからは、これまでと違った景色が広がります。

 

恐竜の背のような奇岩山という感じで、ところどころにお花が咲いているところは日本の山と似ています。

 

ここまで2~3人くらいしかスライドしなかった静かな山旅でしたが、ここまで来ると多くの人で賑わうようになります。別のルートから登ってきた人たちでしょうね。

 

牛頭峰と七佛峯

 

手前のピークが牛頭峰と呼ばれていて約3m低いのですが、伽倻山の山頂と言えば、通常こちらを指すそうですね。

 

200mくらい奥のピークは七佛峯と呼ばれており、最高点になっています。

 

それぞれ、見ることが出来る景色がちょっと違うので、せっかくなので両方を訪れてみましょう。

 

計画では9時30分から登山を開始して、正午に山頂へ到達する予定でしたので、1時間くらい早く到着したことになります。この感じだと明るいうちに釜山へ戻ることが出来そうです。

 

お昼近くから多くの人で賑わい始める

 

山頂に立ったあとは、海印寺に訪れて早めに大邱へ戻りたいと思っていたので、スピーディに下山をします。

 

帰り道は多くの登山者が登ってくるので、「アニョハセヨー」と挨拶を交わす機会が増えました。

 

それ以上の会話が出来ないのが残念ですが、同じ趣味を楽しむ者同士として、気持ちが通じる感じがします。こういう時に海外の山に登ってよかったと思います。

 

登山口に到着すると、先ほどまで無人だったポストに人がいました。そばには、4:00~14:00と書いてあるので、この時間内で通過しないさいという意味でしょうね。

 

せっかくなので海印寺にも訪れてみる

 

海印寺へは訪れる予定がなかったので、下調べをまったくしていませんでした。帰国後にいろいろ調べてわかったことがありましたが、事前の情報が無くても全体を拝観することができました。

 

よほど念入りに見ない限り、1時間くらいで全体を回ることが出来ます。むしろ、海印寺だけを訪れるとなると、満足感が得られないかもしれませんが。

 

お腹も空いてきたので、早々に引き上げてバス停まで再び歩き始めます。

 

バス停のチケットブースは10分くらい前に開く

 

自販機があったので、冷たい缶コーヒーを飲もうと思ったら、なぜか常温の缶コーヒー…謎です。

 

韓国のハイカーはみんな比較的派手な服装をしています。

 

年配の人たちは、日本よりアクティブシニア感があり、服装が国を明るくしている感じです。

 

ちょうどチケットブースが開いたところだったので、中の女性に「テグ!」と伝えて7,100ウォンを渡し、乗車券をもらいます。これまでに発した言葉は

  1. アニョハセヨ
  2. テグ
  3. 謝謝(シェシェ)

なぜ、シェシェかと言うと、「カムサハムニダ」とか「ありがとう」と言うより言いやすいんですね。慣れると「サンキュー」より言いやすいんですね~。

 

さてさて、帰りのバスはそこそこ混んでいましたが、座るには十分。

 

16時54分発のKTXで17時42分に釜山着

 

大邱の西部バスターミナルへ到着後、メトロで一度大邱駅周辺を訪れてみますが、いかにも地方都市の旧市街という感じだったので、メトロで東大邱へ戻り、オープンして間もない雰囲気の新世界百貨店のフードコートへ。日曜の夕方ということもあって、とても混雑しています。

 

ですが、どうもこれといって食べたいものが無かったので、結局コンビニでビールとサンドイッチを購入してKTXの車内で食べました。先ほども触れましたが、キャッシュビーが使えず、Tマネーで買い物しました。

 

東大邱のバスターミナルではフリーWiFiが使えたので、帰りの乗車券もKORAILの日本語サイトから予約。わざわざサイトから予約した理由は、窓口で日本のクレジットカードが使えなかったら困るからです。

 

現地通貨で決済すると、ポイントが付かないので、もったいないじゃないですか。コモ子は日常生活での決済は、ほぼクレジットカードか電子マネーにしています。

 

 

かなり話が脱線しました。すいません。

 

東大邱駅の窓口はとても混雑していて、チケットの発券まで10分くらいかかりましたが、対応してくれた駅員はとても親切な人でした。ありがたいものです。

 

釜山駅に到着してからは、街歩きを楽しみます。その模様はこちらの記事をご覧ください。

 

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