首都圏から大雪山旭岳を日帰りできるか?コモ子的具体的プランを提案してみる

 

首都圏から大雪山の主峰「旭岳」を日帰りするための具体的プランを考えてみましたので、ご紹介します。ある程度旅慣れをしていて、そこそこの登山経験がある方にしか、お勧めできませんが、夜行バスで北アルプスなどへ出かけるよりも、楽に遠方の山を楽しめるかもしれません。

 

併せて、初めて旭岳へ行かれる方のために、旭岳に関する基本情報やアクセスなどについてまとめてみました。

 

定年してから日本百名山をまとめて登ろう、という人が多いのですが、現役時代でも、週末登山の積み重ねで、ほとんどの山に登れるものです。だって、どこの山でもせいぜい2泊3日で登れますよね。この記事が、少しでもお役に立てばいいと願っています。

 

旭岳概要

 

旭岳の標高は2,290mと北海道で最も高く、表大雪のなかでも最も多くの人が訪れる山の一つです。道外から日本百名山を目的として大雪山を訪れる方は、まず旭岳の登山を計画されることかと思います。

 

姿見駅からの標準的なコースタイムでは、登り2時間30分、下り1時間30分程度で往復することができますが、森林限界を越えるため、ガスがかかると下山時の道迷いのリスクが生じやすくなり、注意が必要です。

 

出典:国土地理院ウェブサイト

旭岳ロープウェイ

旭岳の登山口となる姿見駅へは、通常旭岳ロープウェイを利用します。季節や曜日によって運行時間や料金が異なります。

 

▮駐車料金(普通自動車・バイク)11月~5月は無料

 1日1回営業時間内500円

 ※無料公共駐車場もあります。

 

▮運航スケジュール

 オフィシャルホームページを参照ください。

 

▮旭岳ロープウェイ料金表(税込)

 

普通運賃 トップシーズン(6月1日~10月20日) シーズン(10月21日~5月31日)
往復券 片道券 往復券 片道券
大人(中学生以上) 2,900円 1,800円 1,800円 1,200円
小人 1,450円     900円    900円     600円 

 

▮旭岳ロープウェイまでのバスでのアクセス

 JR旭川駅旭川空港からバスの運行があります。詳細は旭川電気軌道「いで湯号」のページをご覧ください。

 

▮バスの運賃

 JR旭川駅→旭岳 片道1,430円

 旭川空港→旭岳 片道1,000円

 

▮バスの運行時間(JR旭川駅→旭川空港→旭岳)

  1便 2便 3便 4便

JR旭川駅

7:40 10:10 12:40 16:10
旭川空港 8:15 10:45 13:15 16:45
東川道の駅 8:24 10:54 13:24 16:54
旭岳(ロープウェイ山麓駅前)  9:06 11:36 14:06 17:36

 

▮バスの運行時間(旭岳→旭川空港→JR旭川駅)

  1便 2便 3便 4便

旭岳(ロープウェイ山麓駅前)

9:30 12:00 14:30 18:00
東川道の駅 10:06 12:36 15:06 18:36
旭川空港 10:20 12:50 15:20 18:50
JR旭川駅  10:56 13:26 15:56 19:26

東京発着。コモ子的旭岳弾丸日帰り登山プラン

 

さて、本題に入ります。

 

首都圏にお住まいの方が、北海道の山を日帰りするなんて、そうめったに考えないでしょうが、机上での計画では十分実現可能です。7月~9月であれば、旭岳ロープウェイの復路の最終時間が、毎日17時30分まで延長しますので、17時を過ぎてから姿見駅まで下りてきたとしても、ロープウェイで山麓駅までの下山が可能となり、首都圏からの日帰りが可能になります。

 

旭岳の標準的な登山所要時間は、登り2時間30分、下り1時間30分ですが、下の表では休憩時間込みで、5時間15分を見積もっています。

 

エアドゥではなくJAL便を利用すると、始発時間を遅らせることができ、旭川空港でのバスの待ち時間を減らすことができます。また、帰りも最終便を利用することができるので、旭川空港で少し時間の余裕を持つことができます。

 

エアドゥで移動した場合、出発時のバスの待ち時間が長くなりますが、旭川空港から旭岳ロープウェイまでタクシーを利用するという選択肢も増えるので、人数さえ揃えば、費用をあまりかけずに早めに移動し、帰りに温泉で汗を流してから帰ることも可能になるので、時間的にも気持ちの面でも、余裕が生まれると思います。

 

なお、車を運転できるのであれば、空港でレンタカーを借りるのがおススメです。これについては、別の記事で十勝岳や羊蹄山の日帰りについて書いてみたいと思います。

 

 

▮具体的プラン(7月~9月)

出発地

時間 到着地 時間 交通機関
東京駅  4:41 羽田空港 5:29 京浜東北線、京急本線、京急空港線
羽田空港 6:40 旭川空港 8:15 エアドゥANA共同運航便
旭川空港 10:45 旭岳山麓駅 11:36 いで湯号
旭岳山麓駅 11:45 姿見駅 11:55 旭岳ロープウェイ
姿見駅 12:00 旭岳山頂 15:00 徒歩
旭岳山頂 15:15 姿見駅 17:15 徒歩
姿見駅 17:30 山麓駅 17:40 旭岳ロープウェイ
山麓駅 18:00 旭川空港 18:50 いで湯号
旭川空港 19:35 羽田空港 21:20 エアドゥANA共同運航便
羽田空港 21:50 東京駅 22:29 京浜急行、京浜東北線

日帰り入浴可能な温泉

 

本題から外れますが、日帰り入浴可能な温泉の紹介もします。

 

旭岳ロープウェイ一帯には旭岳温泉街があり、宿泊はもちろんのこと、日帰り入浴が可能なホテルもいくつかあります。下山後すぐに温泉に入れるのはいいですよね。

 

▮日帰り入浴可能な温泉(一部抜粋) 2017年5月1日現在

  湯元湯駒荘別館

ロッジ

ヌタプカウシペ

旭川万世閣

ホテルベアモンテ

大雪山白樺荘

受付時間

11時~19時 12時~16時 12時30分~18時 13時~20時
大人料金 800円 500円 1,080円 800円

いかがでしたか。これとは別の選択肢として、LCCで新千歳空港入りする方法もあるのですが、2017年4月以降、ピーチアビエーションが新千歳便から撤退したため、ジェットスター、バニラエア、春秋航空すべて成田発着になるのがやや不便だと思います。

 

前日に新千歳空港入りして、JRまたはバスで旭川へ移動、宿泊する選択肢もありますし、格安レンタカーを借りるという選択肢もあるでしょうが、陸路の移動分と宿泊費がかかるため、おそらくLCC格安運賃の恩恵は得られないでしょう。また、何と言っても時間が無駄になります。

 

ちなみに雨が降って登山を中止した場合は、旭山動物園の観光と旭川ラーメンを食べ歩きするコースか、美瑛や富良野の観光あたりが代替案となります。

 

みなさんも、ぜひ気軽に北海道へお越しください。