シロアムサウナ|ソウル駅至近で仮眠もできる格安チムジルバンの使い方

 

韓国ソウルは、日本から近いこともあって頻繁に行かれる方も多いと思います。特に、コンサートやイベントなどへの参加目的で渡航される方がある一定数おり、そういう方にとっては充実した観光よりも、航空券や宿泊費を抑えて最低限の滞在費で何度もリピートすることの方が重要かと思います。

 

日本のようにネットカフェやカプセルホテルなどで安く済ませられたらいいな、と思う方にはゲストハウスの利用が最適ですが、もっと気軽に開放的で余計な気遣いをしなくて済むような場所がチムジルバンです。チムジルバンは日本でお馴染みの健康ランドで、お風呂に浸かったりサウナに入ったりしながら、館内着でリラックスしながら過ごすことが出来ます。館内では別料金でマッサージを受けたり食事をしたりすることもでき、ホテルより格安でゲストハウス並みの価格帯で利用できるのが特徴です。

 

この記事では、各国の旅行者にとって利便性が高く、日本人の利用者も多いソウル駅至近の「シロアムサウナ」について、

  1. ソウル駅からのアクセス方法と現地での受付
  2. 受付後の流れと館内での過ごし方

について簡単にまとめました。情報は2018年3月18日現在のものです。これから滞在計画を立てる方の参考になれば幸いです。

 

ソウル駅からシロアムサウナへのアクセス方法と受付の流れ

ソウル駅

 

空港鉄道でソウル駅に到着した場合やメトロでソウル駅へアクセスした場合、地下道を歩いて任意の出口から地上へ出るのが一般的です。多くの記事では駅構内のロッテマートからのアクセスについて書かれていますが、ここでは夜遅くに到着した場合を想定し、線路を跨ぐ遊歩道からアクセスしてみましょう。

 

まず、地下道を歩いて2番出口から地上に出ると、ソウル駅の北側に出ます。さらに少々北側に歩くと左側に交番があり、上部に線路を横断する遊歩道が架かっているのがわかります。この遊歩道へはエレベーターやらせん階段で登ることができ、イルミネーションがライトアップされ、ちょっとした観光スポットにもなっています。ここからお目当てのシロアムサウナへ向かいます。

 

天候の悪い日にはお勧めできませんが、遊歩道を使って駅の西側に出ると、シロアムサウナの目の前に出るので便利です。

 

ソウル駅

 

昼間でも看板がライトアップされているので、遊歩道からハッキリ確認できます。この遊歩道は夜間でも警備員が立っていますので、女性のひとり歩きでも心配は要りません。

 

シロアムサウナ

 

夜だともっと目立ちます。近くまで来ると日本でお馴染みの温泉マークが見えますので、確実にあそこだとわかります。駅の東側より寂れた雰囲気がありますが、韓国の治安は日本とほとんど変わらないのでご安心を。

 

シロアムサウナ

 

手前に門構えがあり、坂を登って道なりに進むとサウナの入り口に到着。入り口は右側にあり、ドアを開けると受付があります。受付の手前両側には椅子が並べられていますので、男女で利用して帰りに待ち合わせする場合には便利です。

 

シロアムサウナ

 

小さな受付でまずは料金を支払います。料金表を見ると値上げしたことがわかります。以前は15,000ウォンで利用できたはず。

 

この記事では仮眠することを想定していますので、お風呂のみの利用ではなく館内すべての利用を前提にお話します。最大12時間の利用と決まっていますので、20時より前に入店する場合はあらかじめ退出時間を考慮して入店しましょう。

 

受付では、私のように朝鮮語が話せないどころか英語すら稚拙な場合、次のように伝えましょう。「ナイト、アダルト、ワン」これで十分です(笑)。笑顔で大きな声で。これであなたも韓国人にナメられません。20時以降に入店する場合は、自動的に深夜料金が適用されますから、この場合は「アダルト、ワン」で大丈夫です。

 

支払いは現金かクレジットカードにて。韓国では基本的にどこのお店でもクレジットカードが使えますので、現金が無くても大丈夫。

 

ちなみに筆者はLINEPayカード(デビットカード)を使用しました。当日レートが1円=10ウォンでしたので、決済額1,760円のうち利用料1,700円と手数料60円という内訳になります。

 

LINEPay

 

LINEPayは決済額がすぐに確認できるので便利。しかも2%還元というのがお得。ちなみにシロアムサウナはフリーWiFiが利用できるようですが、うまく繋がりませんでした。

 

受付で料金を支払ったら館内着とレシート2枚を渡されますので、それを持って男女別の入り口へ進みます。階段を下りますので足元に注意しましょう。

 

シロアムサウナ

 

階段を下りるとロッカールームに到着です。

 

まずは靴を脱いで、空いている場所に靴を入れて鍵を閉めます。鍵を閉めるのにコインは不要です。

 

シロアムサウナ

 

次に靴箱の鍵とレシートを受付の従業員に渡します。引き換えにロッカーの鍵を受け取ります。貴重品もここで預けますが、預けるタイミングは一度ロッカーで荷物を整理してからでも大丈夫。貴重品を預けるときには、ロッカーの鍵と貴重品をカウンターに乗せて目で訴えかければ、無言でも分かってもらえます。

 

受付の従業員が貴重品ロッカーに入れた後に、名前と国籍を訊かれますので答えましょう。名前は相手に分かり易いほうがいいので、例えば田中さんなら「ナカ」とか、理香子さんなら「リカ」とか単純化したほうがいいです。帳簿に鍵番号と名前、国籍を控えたら貴重品の鍵を渡してくれますので、貴重品の鍵はロッカーに入れ、ロッカーの鍵は身に付けるようにします。

 

なお、館内で食事をしたり飲み物を購入したりする場合は、クレジットカードか現金が必要になりますので、食事と飲み物で30,000ウォンくらいの小銭を持っていた方が無難です。館内着のズボンには左右に深いポケットが付いており、左のポケットにはマジックテープも付いているので、スマホを落とす心配もないでしょう。

 

シロアムサウナ

 

さて、次に着替えです。最初にお風呂に入る場合は、ロッカーで全裸になって階段を下りて地下へ。お風呂に入らない場合やお風呂上りには、館内着に着替えて2階へ上がります。

 

男性は完全にスッポンポンで受付や靴ロッカーの前を通って地下へ下り、浴場に入ります。女性は最初に浴衣を貰うときにタオルも渡されるそうですが、男性は浴場の出口にタオルが用意されているため、ロッカーから浴場までフルチンで向かいます。この辺は日本より開放的。

 

ちなみに日本では男性用の浴場に女性従業員が出入りすることがしばしばですが、シロアムサウナの男性フロアには女性は一人もいませんでした。アカスリも男性従業員が担当します。

 

受付終了後のシロアムサウナ館内での過ごし方

 

まずお風呂についてですが、写真撮影が禁止されているのでお話だけ。お風呂自体はほぼ日本と一緒だと思って間違えありません。階段を使って地下に下りると、身体を拭くためのオレンジ色のタオルと身体を洗うためのナイロン製のボディタオルが用意されています。必要なほうを持って浴場に入ります。

 

身体を洗う場所にはシャワーが付いており、半分が座って、残り半分が立って利用するように設計されています。洗い場が横一列に並んでいる日本スタイルではなく、何本かの柱を囲むように利用するスタイルです。石鹸とハミガキは用意されていますがシャンプーやボディソープは無いので、必要な方は自分で用意するかあらかじめ受付で購入します。歯磨きをしている人の割合が多く、身体を洗う時もあまり泡立てない人が多い様子。

 

お風呂はジャグジーやヨモギ湯など浴槽が4つほどあり、38℃から42℃の温度帯。もちろんサウナもあり、アカスリコーナーも多くの人が利用しています。特筆すべきは水風呂が大きく、水深が深くて10mくらいのプールになっていること。水温は22℃の設定になっており、冷たすぎず良好。温浴と水風呂を交互に行うことで疲れた身体を癒してくれます。

 

お風呂上りはタオルや綿棒、櫛、スキンローションなどが使い放題。身体を拭いたら階段を昇り、自分のロッカーで館内着に着替えます。ポケットに入らないようなタブレットやコスメなどを持っていく人は、リュックタイプのエコバックがあれば便利かも。

 

シロアムサウナ

 

館内着に着替えたら、階段を使って2階へ上がります。1階と2階の中間で男性と女性が合流するような作りになっており、2階から5階までの階層は階段とエレベーターを利用できます。2階はミーティングポイントとなっており、待ち合わせ場所として最適。食堂も2階にあります。

 

シロアムサウナ

 

食堂の前には大きな電飾看板があり、すべてのメニューには画像があるのでイメージしやすく、番号と日本語表記もされています。注文したい番号のものを覚えておき、注文も提供も返却も全部一緒のカウンターで番号を伝えれば大丈夫。支払いは現金もクレジットカードも利用できます。

 

シロアムサウナ

 

定番のシッケとゆで卵もあります。お風呂から持ってきたタオルでヤンモリを作って頭に被り、シッケを楽しみたいですね。ヤンモリは基本的に若い女性が楽しんでいるくらいで、以外にもほとんど見かけないかもしれません。

 

ちなみに缶ビールはカウンターの前の冷蔵ケースに並んでいるので、自分で取ってカウンターでお金と一緒に渡せばOKです。

 

シロアムサウナ

 

注文したらフードコートでお馴染みのブザーを渡されますので、空いている席に座って待ちましょう。プルコギ定食11,000ウォン、ビールを3,000ウォン、結構なお値段です。しかし…

 

プルコギ定食

 

このボリューム!小鉢がたくさん付いてきて韓国らしいですね。日本の健康ランドだと、冷凍食品のオンパレードになりがちですが、シロアムサウナはちょっと手間がかかっているようでした。

 

テレビを見ながらのんびり夕食を楽しんだら、トレーと食器は自分でカウンターに返却しましょう。

 

シロアムサウナ

 

その他には4階に軽食とドリンクコーナーがありますが、深夜は店員の気配がありません。奥に隠れているのでしょうか。

 

3階と4階はいろいろなサウナとレジャールームがあり、中央部分は広々としています。多くの人が床で寝ていますが、5階には個室の仮眠室がありますので、そちらで寝た方が快適です。

 

シロアムサウナ

 

このような感じで床で寝ている人が多数。5階の仮眠室は、2段ベッドのようなブースになっていて、マットと枕、タオルケットが用意されています。空いているところに潜り込んであとは寝るだけ。どんなに混んでいても満室になることはないと思いますので、あらかじめ場所取りをする必要はありません。

 

一応、男性と女性の区分けがされているようですが、実際はお構いなしといった様子。特に女性が男性側のブースで寝ていることが多いようです。

 

いびきやケータイの着信音や通話、アラームが鳴ったりと、とても静かな環境とは言えませんので、デリケートな方には向かないかも。どこでも眠れる人には快適な環境。

 

なお、5階の仮眠室を含め3階から5階部分は日中に清掃が入りますので、利用できない時間帯があります。お風呂も朝3時頃に清掃があるようですが、4時には入ることができました。

 

シロアムサウナ

 

トイレも各階にあります。スノコが敷かれていますが、日本人は潔癖なので裸足で利用するのはちょっと抵抗があるかも。もちろんウォッシュレットはありませんし、使用済みのペーパーも便器には流せません。

 

シロアムサウナ

 

各フロアへの昇り降りに使用する階段。大人がかろうじてすれ違えるくらい。男性も女性も混在です。

 

シロアムサウナ

 

タバコを吸う方には喫煙所も用意されています。館内にはほぼ基本的なスペックが整っていますね。

 

以上が館内の概要です。朝の出発前にもうひと風呂浴びる人は、再びロッカーで全裸になって地下へ。お風呂から出たら再びロッカーで着替えて、カウンターで貴重品と靴箱の鍵を受け取ればチェックアウト完了です。実に簡単なシステムです。

 

翌朝もソウル市内に滞在する場合は任意の時間にチェックアウトすればいいのですが、空港に向かう場合は時間に余裕をみておきたいところ。ソウル駅から空港へ出発する一般電車の始発は5時20分、次発は5時40分です。早朝4時に起きてお風呂に入ってからチェックアウトした場合、始発ギリギリくらいの時間に到着となります。一般電車のホームは地下7階なので、駅に着いてからも結構時間がかかります。仁川国際空港を7時台に出発するフライトには間に合わない可能性がありますので、帰国便の出発時間を考慮してシロアムサウナを利用しましょう。

 

この記事は2018年3月17日~19日の滞在情報をもとに作成しました。

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