初冠雪、大雪山旭岳。雪化粧の十勝連峰やトムラウシ山が眺められる最高の秋晴れ|2017年10月

 

大雪山系の旭岳で初冠雪、というニュースを聞き、家でジッとしていられなくなり、9月30日の仕事が終わってからすぐにレンタカーを借り、上富良野まで車を走らせました。天気は晴れ予報ですが、途中の富良野周辺で雨が降っていたため、旭岳か十勝連峰、芦別岳、あるいは雨竜沼湿原へ転身することも想定し、上富良野町内の日の出公園で車中泊をして朝を迎えます。

 

寒い朝ですが、空は満天の星空でうっすらと山の稜線が見えているため、旭岳の登山口まで行ってみることにします。

 


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雲がかかっているが、風の強さに期待して旭岳へGO!

旭岳公共駐車場

 

上富良野町を4時に出発し、5時15分ごろに旭岳公共駐車場に到着。現在改修工事中のため場内は非常に狭くなっていますが、この時間はまだ5~6台しか駐車していませんでした。紅葉シーズンが終わり、10月からのロープウェイ営業時間が8時から開始とアナウンスされていることも理由の1つでしょう。

 

どうしようかな、とモチャモチャしていると、声をかけてくれた方が、ロープウェイが7時から動くらしい、と情報提供してくれました。

 

姿見まで1時間半、山頂までさらに1時間半、合計3時間で見積もっていたため、5時半スタートでも、ロープウェイに追い付かれないと考え、下からスタートです。単純に往復2,900円がもったいないだけ、という話もありますが…

 

旭岳4合目

 

このルートは、ただでさえ登山道に水が多いのですが、今日は雪とのミックスで川のようになっています。4シーズンのゴアテックスシューズなので、気にせずバチャバチャ歩きます。

 

木道が整備された湿地帯を抜け、4合目手前くらいからいよいよ雪が現れます。視界が悪いので不安もありましたが、今朝のものと思われる靴跡が多数あるためちょっと安心。あとでこれは、途中でスライドした学生さんらしい7人のパーティのものと判明。

 

旭岳姿見の池

 

姿見付近でもご覧の様子。まあ、とりあえず一足早いシーズン入りを楽しむことにして、登ることにします。

 

姿見の池

 

誰もいない真っ白な姿見の池。うーん、どうもテンションが上がらない。まあ、山頂まで1時間半くらいだし、トレーニングだと思って行こう。

 

姿見の池

 

おっと、小さな雪だるまが。見逃しません。こういう遊び心に人は癒されるんですよね!

 

旭岳六合目

 

完全に雲の中で真っ白なので、ほとんど写真を撮っていません。高度を上げるにつれ、風が強くなってきて、カメラに触れるたびに手袋を脱ぐため、指先が痛くなってきました。

 

ちなみにコモ子は、雪山用の手袋は2セット持っていくようにしています。さらに行動中に着ける薄手の手袋が2セット。このへんは消耗品なので、ダイソーさんで1双150円くらいのものをシーズン初めにまとめ買いしたり、作業服のプロノさんで購入した2双600円くらいのインナータイプのものを使用しています。最近は、ストックのグリップなどで1~2シーズンでダメになってしまうことが多いので、消耗品と割り切って使っています。でも、以前購入したMIZUNOさんのブレスサーモはオールシーズン酷使しましたが、かなり長持ちして肌触りも良かったです。コスパも優れていると思います。

 

旭岳山頂10月雪

 

そして、いつも間にか山頂に到着。8時30分くらいです。8月に続いて、今回も貸し切りの山頂。自撮りに飽きた頃に、後続者が1名。おはようございます。この方との間隔が、10分もなく山頂へ到着されたところをみると、かなり早いペースで登ってこられたのでしょう。

 

旭岳山頂10月雪

 

風が吹き荒れる山頂から離れようとすると、時折晴れ間が見えます。下山中に一気に晴れそうな予感。

 

山頂付近の雪は20~30㎝くらいありました。もう、すっかり雪山ですので、夏山装備で来ちゃいけませんね。危ないですよ。

 

十勝連峰

 

雲が西から東へともの凄いスピードで流れていて、隙間から雪化粧をした十勝連峰の姿が。十勝岳、美瑛岳、オプタテシケ山はすっかり雪山です。

 

旭岳

 

ロープウェイが7時スタートだったのでしょう。次から次へと、多くの人が山頂を目指して登って行きます。晴れてよかったです。

 

たまに夏山モードで軽装の人と何度かスライドしましたが、もう雪山モードの方が安心だと思います。たまに姿見の池まで来た若い観光客が、興味本位で登って来るのを見かけますが、天気が良ければ山頂まで行けちゃうものですが、これからの時期は止めておいたほうがいいですね。

 

十勝連峰

 

雲の切れ目から美瑛岳と十勝岳、それと富良野岳。

 

化雲岳

 

化雲岳も雪ですね。近々行きたいと思っています。

 

石狩連峰

 

こちらは石狩連峰でしょうか。

 

トムラウシ

 

化雲岳の奥にはトムラウシ山も。それにしても、自分の目線にまとまった雲が流れて行くのって、滅多に見られないですよね。

 

旭岳

 

雪の時期とは思えないくらい、多くの人たちが登ってきます。最近は外国人も多くなりました。北海道民として、ウェルカムですね。ピーチも新千歳~台北便を就航させたので、海外から北海道へ格安のLCCで来られる都市が増えました。ソウル、釜山、上海、台北、クアラルンプール、そしてシンガポールも。これらの都市は国際線の乗り継ぎがしやすいので、欧米人にとっても利用しやすいのでしょう。

 

北海道の魅力は何と言っても自然です。日本人にとってはグルメばかりが注目されていますが、北海道ならではの景観は、もっとPRすべきでしょう。もっとも近い朝鮮半島ですら、こういう景観はありませんから。

 

旭岳

 

8合目くらいまで下りた頃、雲が晴れてすっかり山頂まで見渡せるようになりました。時間があればもう一度登り返したいところ。

 

トムラウシ

 

トムラウシ山はすっかり真っ白です。そう言えば、白い時期には登ったことがないですね。

 

姿見の池

 

姿見の池。とても澄んでいます。多くの人たちが、鐘のところから山頂を眺めているが見えます。今日は大盛況ですね。

 

旭岳初冠雪

 

姿見付近からの山頂の様子。青空と雪のコントラストがまぶしいですね。

 

姿見の池

 

今日なら姿見の池周辺の散策も気持ちよさそう。

 

姿見の池初冠雪

 

名残惜しいところですが、正午までには下山したいので、また次回。

 

旭岳登山道

 

五合目より下の道も、晴れていればご覧の通り気持ちよく歩けます。

 

下山時にスライドした人たちは、半数以上は外国人でした。中にはトレランモードで登って来る欧米の女性も。

 

旭岳登山道

 

手前の稜線の後ろには、真っ白な旭岳が。

 

雪山登山をしない人でも、この道を利用して、姿見の池までのハイキングはいかがでしょうか。きっと雪山の美しさに魅了されると思いますよ。

 

ちなみに正午頃は、駐車場に入れない車で渋滞していました。ロープウェイに乗られる方、休日は早い時間に訪れることをお勧めします。

 


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